「りんちゃん りんちゃん おめめは どーこ?」
ページをめくると、りんちゃんが自分の目を指差す絵が描かれます。
「ここよ ここよ ぱちくるりん」
そして……
「おみみは どーこ?」「おはなは どーこ?」
顔のあちこちを「どーこ?」とたずねながら、「ここよ ここよ」と答えるやりとりが描かれます。
「ぱちくるりん」「ぴろろーん」「ぽーちょーりん」など楽しいオノマトペで、あかちゃんと触れ合う遊びができます。
作者のこがようこさんからは「りんちゃんの名前を、おうちではお子さんの名前で読んでください」というメッセージが!
目の前の子どもの名前に置き換えて、「どーこ?」「ここよ ここよ」とくすぐるように触ってあげれば、きっと楽しそうに笑ってくれるはず!
25年以上様々な場所でおはなしを届ける活動を続けている、こがようこさん。
「わらべうたでひろがるあかちゃん絵本」各シリーズや紙芝居『ころん こっつんこ』(共に、童心社)などで人気のある作家さんです。
「読み聞かせをどんなふうにしたらいいかわからない」とお悩みのママやパパがいたら、ぜひ試してみてください。
あかちゃんの名前をよんで、お顔をやさしく触って、ぬくもりを共有するきっかけになる絵本です。
(大和田佳世 絵本ナビライター)
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