「ICT」とは、インターネットやWi-Fi、ハードウェア、アプリケーション、端末などの技術を使って行うコミュニケーションのこと。
「ICTで生活科」シリーズ3冊目となる本書では、デジタルツールを使って子どもたちが発表を行う方法を写真と共に実例で紹介。また、インターネットで他の学校とつながって、お互いに発表し合ったり交流したりする様子も紹介されています。学校の授業で役立つことはもちろんのこと、動画作りなど家庭でも楽しめそうな知識がいっぱい。我が家では、アプリを使って子どもの写真や動画を共有していますが、子ども自身が動画を作るということを考えたことがなかったので、これはチャレンジしたい!
作って見せあったら、感想も伝えたいですよね。ここで、インターネットを楽しむための大切なルールも一緒に学べるところがポイント。
「あいてがきずつくことは書かないのがルールだよ」
デジタル化が進み、お互いの顔を見ることなく交流できる機会が増えた時代。この一言がどれだけ重要なことか、子どもたちに気づいてもらえたらいいなと思います。
(近野明日花 絵本ナビライター)
小学校低学年向け、「せいかつ科」教科書の単元に準拠。学校のICT機器・設備を用いた授業アイデア集です。タブレットを持って「学校たんけん」「町たんけん」「草花のさいばい・かんさつ」「動物のしいく・かんさつ」をしてみましょう。撮った写真や動画は、クラスのみんなにモニターで見せたり、遠くの学校にいるお友だちとインターネットでつないだりして、気づいたこと伝えたいことを発表しましょう! 第3巻では、図書室により親しむためのビンゴや、自分の成長を自ら語る動画作成、遠くの学校3校をインターネットでつないで、おたがいの学校や地域のよさを伝えあう取り組みを紹介します。 近畿大学附属小学校(奈良県)、郡山ザベリオ学園小学校(福島県)、森村学園初等部(神奈川県)での小学校1・2年生「生活科」授業実践例を取り上げています。
ICTで生活科 デジタルツールではっぴょうしよう! (全3巻) 1 しゃしんで つたえよう! 2 どうがやアプリで つたえよう! 3 いけんを こうかんしよう! 続きを読む
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