親子で読んでほしい、たくさんの愛を伝えられるメッセージ絵本
ここは、小さなどうぶつたちが暮らす森。どんなことをお話ししているのかのぞいてみたら…… そこは、やさしさであふれていました。「かなしい きもちはね、ふたを しなくて いいんだよ。」「あなたは、よいこ。なにかを じょうずに できなくても。みんなと 同じように できなくても。」つらいとき、心細いとき、いつもあなたの心にそっと寄りそってくれる、心温まる絵と言葉がつまったメッセージ絵本です。
3歳と9歳の息子に読みました。小さくてふわふわの動物さんがたくさん出てきて、ページをめくるごとに「かわいいなー」「さわりたいなぁ」とため息まじりにつぶやいている息子たちの声が聞こえました。
子供に語り掛ける口調のお話なのかなと思ったのですが、
昼間、強い言葉で子供を叱ってしまった日の夜などに、大人の私が1人静かに読みたい絵本でもあるなと思いました。
そのままでいい、いてくれるだけでいい、かわいい、大好き、あなたの幸せを願ってる。そういう気持ちを取り戻し、子供たちの寝顔を見ながら、いいこいいこと頭をなでてから眠りにつけば、次の日はまた優しい笑顔のお母さんで朝を迎えられそうです。
あなたはそのままでいいんだよ、と子どもに声掛けをしてあげるとき、私もまたその言葉に救われる。そんな優しく温かい気持ちになれる本です。 (カオリンゴカモシレナイさん 40代・ママ 男の子9歳、男の子3歳)
|