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むかし、グロスターの町にまずしい仕たて屋の男がいました。クリスマスが近づく夜、男は高熱で寝こんでしまいます。だいじな服を仕たてなければいけないのに。それを見ていたねずみたちが、はりと糸をもって集まって……。心あたたまる奇跡の物語。
おじいさんの仕立て屋さんが寝込んでいるあいだに、逃してもらったねずみたちが服を縫い上げて恩がえしと。
クリスマスの盛り上がりと神聖さに合った気持ちの良いお話の仕立てです。
いじわるなねこは、自分のえさを失って、ご機嫌ななめのようですが、みごとな脇役でした。 (ヒラP21さん 60代・その他の方 )
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