★ おうちにあるもので『らくらくチャレンジ』!
★ つくったあとも「使える! 」「飾れる! 」「遊べる! 」
◆◇◆ 著者からのコメント ◆◇◆
小学生の低学年は、幼児のような1年生から、
自転車にも乗れるようになったり、
行動範囲も広い元気いっぱいの子どもなど、
目を見張るような成長の時期です。
いずれにしても、まだまだ親が
身近にいるのが普通の情況です。
家の中では、ゲームや読書など
1人で遊ぶことも多くなりますが、
造形遊びは親子の交流を楽しめる
良いチャンスです。
親子で造形制作をすることは、
早く終わらせるために親が手伝う、
子どもが怠けるから監視する、
そういうことではありません。
物づくりは子どもも大人も境界線はありません。
ひとつの物をつくる過程を
親子で楽しんでください。
大人は時間がなくても、子どもと話し合って
制作の予定を立てましょう。
大人と一緒にやるところ、
子どもでもできるところ、
そんなことを相談しながら制作すれば、
とても前向きに作業が進みます。
さらに、大人が道具を操る手、
それを子どもが見ることが大切です。
力の入れ方、支え方、言葉をかわしながら
作業をすることで子どもは多くを学びます。
そして完成した喜びを分かち合い、
遊べるものができたのなら一緒に遊び、
飾れるものならどこに飾れば効果的か、
そんな話題で子どもたちはとても充実し、
満足感が得られるでしょう。
子どもと一緒に作った作品を
スマートフォンなどで撮影すれば、
作品がこわれてなくなっても
良い思い出が残ります。
小学校の低学年の子どもたちは、
親子で遊べる最後のチャンスかもしれません。
造形遊びが親子交流のヒントになればと、
この本をつくりました。
大いに活用して、
親子の会話を増やしてください。
立花 愛子・佐々木 伸
◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆
☆ 作ってあそぶ
* スチレン皿のビー玉ころがし
* ダンボールのジグソーパズル
* ポリフリスビー
・・・な
☆ 作ってかざる
* ペットボトルキャップのモザイク絵
* ゆらゆらべこ恐竜
* テープのデザート
・・・など
☆ 作ってつかう
* カラフル小物入れ
* 万年カレンダー
・・・など
※本書は2014年発行の
『身近な素材でできる! つくって遊ぼう! かんたんおもしろ工作 1・2・3 年生』
を元に加筆・修正し、
小学校1・2 年生を対象に再編集しています。
続きを読む