コノヨノオワリ・タウンの古びたモデルハウスに、おばけのおばさんと3人の子どものおばけが住んでいました。あるハロウィンの夜、おばけの子どもたちはスーパーマーケットに出かけて行って、そこに並んでいたマシュマロを食べてしまいました。そうしたら、おばけの子ども達は姿を消すことができなくなってしまったのです。おばけの子どもたちは、せっかくなので人間の子どもたちに混ざって、ハロウィンパーティを楽しみ始めたのですが……。ルイス・スロボドキンがイラストを描く児童読み物の最新刊です。
ハロウィンの日に、「姿が消せなくなってしまった」という一大事が起こったおばけたち。けれども、それを逆手にとってハロウィンを楽しんでしまう発想には恐れ入りました。あまり恐くないお話で、子どもと一緒に楽しく読ませていただきました。 (さくらっこママさん 30代・ママ 女の子8歳、男の子5歳)
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