春がやってきました。蝶も草木も明るくウキウキしています。そんな楽しそうなみんなを見て、うらやましくなった魔女のドッコイショは、自分の黒い魔女服が嫌になり、魔法で春らしいドレスを作ります。ところが、それを着ると魔法が使えなくなってしまい…。みえっぱりだけど、どこか憎めない魔女、ドッコイショがくりひろげるユーモラスなお話です。
柔らかで明るい色調、春らしくやさしい絵がとてもかわいらしいです。
5歳の息子に読んだところ、そこそこ楽しんではいましたが、
ドレスにあこがれる魔女の女心が理解できなかった様子。
でも、母にはわかります!
そう、春は明るい色のふんわりした服を新調したくなるのが、女ってものなのです。
でも、ドッコイショは、魔女の黒服を脱いだとたん、
魔法が使えなくなっちゃうんですよね〜。
不思議な力を持つ身は、なかなか厳しいのですね。
かわいそうです〜。ちょっとくらい楽しませてあげたい、だって春だから♪
でも、一瞬、春を楽しんだ様子のドッコイショに救われます。
男の子より、女の子の方が楽しめるかもしれないと思いました。 (ナオミDA45さん 30代・ママ 男の子5歳、女の子0歳)
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