なじみ深い一寸法師のお話が、完全な再話と美しい絵で、子どもたちの心によみがえります。親子ともどもくり返し楽しめる絵本です。
親指ほどのいっすんぼうしですが、その「存在」がとても大きく見える力強い絵に、まず圧倒されます。
特に、打ち出の小槌で、「ずん! ずん!」と大きくなる場面では、まるで自分の目の前に飛び出してきそうな迫力があり、娘も、おひめさまのように、ちょっぴり頬を染めながら、凛々しいいっすんぼうしの姿を見つめていました。
やはり昔話は「本物」を読んであげたいですね。 (ガーリャさん 40代・ママ 女の子6歳)
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