「ちびくろ・さんぼ」に3が登場、一体どんなお話なんでしょう? 「ちびくろ・さんぼ 1、2」でも、予測のつかない感覚の展開が魅力だったこのシリーズ。 今回のお話は、特に不思議な雰囲気が漂っています。 原作者ヘレン・バンナーマンさんが「ちびくろシリーズ」として出されていた全6巻の中の、 「ちびくろ・かーしゃ」というお話を下敷きに、主人公をさんぼに置き換え、ストーリーを少しファンタジックな内容にして創られたそうです。 このお話のもう一つの主人公は「さんぼの好奇心」かもしれませんね。 毛糸の玉が気になって、たどって歩いていったり、 不思議な本屋で本の世界に没頭してまったり・・・。 そして、またもや「とら」に出会ってしまうさんぼ。 果たして今回は、どうやってピンチを乗りこえるのでしょう? 最後には、やっぱり美味しそうな食べ物が登場します! あまーいはちみつがよく合う食べ物とは・・・?
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
ある日「さんぼ」は、ハチミツ採りにでかけました。 途中で、おばあさんや不思議な本屋のおじいさんにであったり・・・ はたして「さんぼ」は無事にハチミツを採って帰れるのでしょうか?
新しい「さんぼ」の冒険ものがたりがついに始まります。
ちびくろ・さんぼのお話が好きな6歳の次女が、自分で見つけて喜んでいました。私もちびくろ・さんぼのおはなしは、2までしか知らなかったのでうれしかったです。
今度はハチミツとりに出かけたさんぼ。不思議なおじさんから、最後のページのない本を手に入れます。
その後、ジャングルからトラが出てきて、ハラハラドキドキの展開でした。娘もちょっと心配そう。でも「がはははははは」ととらたちが大笑いする場面では、うれしそうに「がはははは」と一緒になって笑っていました。
ラストシーンで登場する、お母さんが焼いたスコーンとハチミツ。本当においしそうでした。お腹がすいてきます。 (クッチーナママさん 30代・ママ 女の子9歳、女の子6歳、男の子4歳)
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