リスはびっくりして、目をさましました。 お月さまがリスのいえに、おっこちてきたからです。 だれかがお月さまをとろうとして、おとしちゃったのかな?
おかしさをタップリつめこんだストーリーで、絵本の楽しさを満喫していただけます。 卓越したデッサン力で描いた線画に彩色したシンプルな絵本、ページをめくる楽しさに子どもたちはドッキドキ。
国際図書展で大賞にノミネートされ、 子どもも大人も楽しめると高く評価されている傑作絵本です。
リスはびっくりして目をさましました。
お月さまがリスのいえにおっこちてきたからです…
とにかく面白い&可愛い!
思い込みが激しく想像力豊かでおばかさんなリス。
ボーっとしていて人のよいハリネズミ。
マイペースだがあわてんぼのヤギ。
登場するキャラクターはみな人間味(?)があって魅力的。
間に挟まれるリスの想像シーンがまた妙にリアルで笑いを誘う。
低年齢の子にはわかりにくい構成かもしれないので、小学校中学年くらいから。
鉛筆画の細い画面の中、のっぺりした黄色の「お月さま」が良く映えて印象深い。
とぼけた内容に合った名訳。
見返しから裏見返しまで話がつながっているので、見逃しのないように。 (ちひろ。さん 20代・ママ 女の子0歳)
|