楽しく遊んだ運動会の帰り道、とんぼの子どもたちにギャングこうもりが??。とんぼの子どもたちは知恵と勇気をふるいます。
かこさとしさんの「おはなしのほん」シリーズの中の一作。
このシリーズは私も子どもの頃よく読んでいたので、読み聞かせながら懐かしい気持ちに。
物語の前半には、赤とんぼの子どもたちが運動会を楽しむ様子がほのぼのと描かれているのですが、その後にはこのシリーズお決まりのちょっぴりハラハラする展開が。
突然現れたギャングこうもりに慌てふためく子どもたちですが、運動会で得た知恵を生かして、最後には見事ギャングこうもりをやっつけます。
皆で力を合わせてこうもりに立ち向かう場面は、子どもたちの共感を呼んだようで、おはなし会が終わった後、早速『とんぼのうんどうかい』ごっこが始まりました。
「ギャングこうもりをやっつけて、インスタントコーヒーにしちゃおう〜!」と、こうもりに見立てた茶色のビニール袋を相手に、赤とんぼの子どもになりきって、ごっこ遊びを楽しんだ子どもたち。
運動会シーズンにおすすめの一冊です。 (まどかめさん 30代・ママ )
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