駅はどこかへ行くための通過地点で、通勤通学の人、旅に出かける人、帰ってきた人、いろんな人たちが行き交います。駅で働く人たちもいて、ずっと見ていると、いろんな人間模様が伺えておもしろいですね。この絵本は、1980年代後半の新宿駅の一日を描いた作品です。徹底した取材に基づいて丁寧に描かれているので、隅々まで楽しめます。
息子は大の電車好きです。図書館に行った時、自ら手にとり選びました。新宿駅の一日を描いた絵本です。小さい活字で会話が書いてあるのには息子は大喜び。「こんなとことしているねー」って会話がはずみました。靴をホームに落とした女性を笑ったので、お母さんもそういう経験あるんだよって体験談を話したりして、電車好きの子と読むと会話がとっても楽しいです。写真と違うので絵がとっても優しく、あったかいです。 (秀のママさん 30代・ママ 男の子4歳)
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