ある日、広場にサーカスがやってきた。それは、ほんもののおばけの家族のサーカス団で、おばけだから、消えたり、化けたりするのは、大得意。でも人間にばれたら大変なので、団長は「あんまりうまく消えないでくださいよ」と注意するところが、おもしろいなって思いました。
「とてもはやいあさ、ひろばは、まっさおになります」など、お話の中に、たくさん色の表現があったりして、おばけの家族が披露する、空中ブランコや自転車乗りが、色鮮やかに想像できて、本当にこんなサーカスがあったら楽しいだろうなって思います。
絵が、あまりはっきりとしていないので、息子はあまり気に入らないかなと思ったのですが、逆に想像を掻き立てるものがあるのか、絵を一生懸命に見てます。
大人が読んでも、想像が広がる絵本だと思います。 (ユナさん 20代・ママ 男の子2歳、女の子0歳)
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