
ウロは小さいころから絵を描くことが大好き。はじめて自画像に挑戦する時に選んだのは、亡くなった高名な画家が生前に発注したという雨露麻のキャンバス。ウロは自分の名前と同じキャンバスに絵を必死に描きつづけました。けれど、完成したと思ったら不可解な現象が!? ウロはもがき、苦しみながら何度も絵を描き直します。自分と向き合い成長する少女の物語! ボローニャ・ラガッツィ賞フィクションの部優秀賞受賞作!

『かげ』や『なみ』など、スージー・リーの描く、おしゃれで繊細な作品が大好きなので、こちらも読みたいと思いました。
絵を描く人、芸術家の苦悩や喜びを表現した作品なのかなと思います。
自分は芸術関係に疎く、こういう経験や思いが全然ないので共感はできませんでしたが、憧れをもって読みました。
大人っぽく、重厚で素敵な作品です。 (クッチーナママさん 50代・ママ 女の子20歳、女の子18歳、男の子15歳)
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