「あら あら だれ だれ かくれているの」「にょろ にょろ にょろ」。カーテンに映ったシルエットに問いかけると…カーテンが開き「ジャジャーン!」「へびさんだ」。繰り返される掛け合いの心地よいリズムとともに、シルエットから動物への絵変わりが楽しめます。山口マオさんの版画による「かめさん」「はりねずみさん」「ぞうさん」の表情やしぐさもかわいらしく、何度もめくりたくなる赤ちゃん絵本です。
ピンク色のカーテンと楽しそうな笑顔の表紙からして、もう、わくわくします。カーテン越しのシルエットと、「あら あら だれ だれ かくれているの」という言葉の繰り返しで、カーテンの向こうの動物を楽しく想像できる展開。繰り返しが楽しく、オチはクスッとほほえましい。そして、山口マオさんの明るい絵は見てるだけで元気が出る感じでした。 (あんじゅじゅさん 50代・その他の方 )
|