
小さな子どもたちだって、不安なこと、心配なこと、こわいことは、たくさんあります。そんなとき、一度深呼吸をしてみましょう。心の中は真っ暗じゃない、きっとどこかに光が見えるはず。はじめは、それでじゅうぶん。小さな光があれば、道をてらすにはじゅうぶん……と語りかける絵本です。暗かったページが、ラストに近づくほどに豊かな色彩で満たされていきます。カナダの至宝と言われるイザベル・アルスノーが描く希望の物語です。

『JUST ONE LITTLE LIGHT』が原題。
不安や心配の時の希望の持ち方、でしょうか。
深呼吸することで、心に現れる小さな光を大切に。
小さな光とはいえ、「はじめは それで じゅうぶん」。
その後の展開で、その理由が立ち昇ります。
絵の力で、ゆっくりと希望が体感できるでしょう。
小学校高学年くらいから大人まで、
包み込むように諭してくれそうです。
(レイラさん 50代・じいじ・ばあば 女の子1歳、女の子1歳)
|