じつは小1算数が最も難しい!? 苦手は幼児期で決まる
算数が苦手な子どもたちの多くは、じつは「数とは何か?」を理解できないまま学び進めてしまっています。小1の算数は概念理解からはじまりますが、そこでつまずく子は多くいるのです。計算ドリルをくり返しても、「数字」が何を意味するかが分かっていなければ、算数がどんどんわからなくなる…。幼少期のつまずきが、将来の苦手意識を決定づけてしまうのです。さらに算数の理解が困難になる「算数障害」を引き起こすこともあります。
本書では、筑波大附属小で教えていた算数教育のプロ・山本良和先生監修のもと、「数」の概念をわかりやすく解説。また、算数障害の経験を持つ本田すのうさんの協力を得て、子どもがどこでつまずくのかを徹底分析しました。
数や形のイメージ、子どもは理解できていますか?
幼児期に「算数感覚」を養うことが大切だと言われています。そのためには、体を動かしながら数や形にふれる経験が必要ですが、そうした経験が少ない子どもが多くいます。
本書では、主人公たちと一緒におこなうミッション形式で、算数の問題に取り組んでいきます。また「やってみよう!」コーナーでは手を動かしてイメージを育てます。宇宙人のスーと、小学生の三太、謎の生物ポアンと一緒に、ミッションを楽しく解きながら、算数を学びましょう。
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