戦災を乗り越えた「おかみさん」のおはなし 東京大空襲で家族を失った少女の生きる支えとなった、それまでの家族の愛と絆を永田萠氏が美しいカラ−インクで描き出します。終戦五十回忌にふさわしい一冊。
図書館でふと目にとまった本です
海老名香葉子さんの 戦争の実体験の絵本でした
永田 萌さんの優しい絵が とてもステキで 悲しさの中に 家族の愛がいっぱいつまった絵本でした
おとうさん おかあさん おばあちゃん おじいちゃん お兄さんが二人と かよこちゃんの7人家族
おばあちゃんの お手玉や あやとり 着せ替え人形の思いで
おじいちゃんの 海へ連れてくれた 楽しい想い出「ほーら、地球はまあるいんだよ」
お母さんは 怪我をしたとき「いたいの いたいの とんでけえ」
遠足の日に作ってくれて さくらいろのハンカチのおべんとう
ところが 戦争で町中が空襲で焼け野原となり 家族が死んでしまった悲しさ!!
一人の残された かよちゃんは どんなに悲しかったことでしょう
涙があふれます!
悲しさと おなかがすいて、 死んでしまいそうな時に お母さんの 言葉を思い出し さくらいろのハンカチのことを思い出すのです
戦争の悲しさを生き抜いて 落語家の林家三平さんと結婚されたのです
死んだお母さんや おばあちゃんや お父さんやおじいちゃんが みんなで かよこちゃんのことを 見守ってくれたのでしょうね
二度とかよちゃんのような悲しい子どもが生まれないために 戦争は 本当に二度としてはいけません
今、 核兵器を持っている9カ国
米 英 仏 中 ロシア インド パキスタン イスラエル 北朝鮮
未だに 戦争が起こっています
そして 戦争で使う戦闘機や兵器が作られているのです
私たちは 平和な世の中を作るために みんなで そのような動きに反対していかなければなりません
戦争は二度と起こしてはなりません! (にぎりすしさん 60代・その他の方 )
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