ミアは、大きな街と高い山々のあいだにある小さな集落に暮らしています。 家々は壊れ物や残り物でつくられ、道はどろんこ道しかありません。 ミアのお父さんは、ぼろトラックに乗って、毎日街へがらくたを売りにいきます。 いつかレンガづくりの家を建てたい、それがミアのお父さんの夢です。 ある日、飼い犬のポコがいなくなり、さがしまわるミアでしたが、最後に見つけたのは……。生きる希望にみちたミアの物語。
私はアンデス民謡が大好きです。だからアンデスを舞台にしたお話は関心がありました。これはひじょうに心地よいお話です。私はこの本を読みながら、アンデスの少女ミアが大好きになりました。このストーリーを通して、私はあらためて、人生は素晴らしいと思いました。私はこれからも時々、このお話をきっと思い出すと思います。 (水口栄一さん 60代・その他の方 )
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