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とんがり山の家を出ていくジョニーのまえに、大すきなかたやきパンがとびだして、 うたいだしました。「ころがるおいらをつかまえて たべられるもんなら たべてごらん!」 ジョニーがころがるパンを追いかけていくと、うしやあひるや,ひつじやぶたが。
病院の院内学級で読み聞かせしました。
この本の主人公は「かたやきパン」。坂道を転がりながら歌い続けるパンは、下りでだんだん速くなり登りでだんだん息切れしてきます。
途中で「うしとしろいあひる、しろいひつじとくろいひつじ、つでにあかいめんどりとぶたとはいいろのろば」を巻き込みながら、ジョニーが職を失って後にした家に送り返します。
食べるものもなくなって手伝いのジョニーにいとまを出した老夫婦でしたが、ジョニーと失った家畜たちもそろい再び一緒に暮らすハッピーエンド。
ストーリーもさることながら、私はパンが転がる所が大好きです。
話もだんだん早口にしたり、ゆっくりにしたり、ジョニーが連れ帰った仲間を一息で紹介するところは本当に一息で話したり、思い切り楽しんで話しました。
読み聞かせでチャレンジして欲しい絵本です。
(ヒラP21さん 50代・パパ 男の子12歳)
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