数百年にわたり、世界の歴史を陰から操ってきた一族がいた。その名はケイヒル一族。
ある日、女当主グレース・ケイヒルが謎の遺言を残して死んだ。
いわく「世界中に隠されたサーティーナイン・クルーズ(39の手がかり)を探しだした者は、世界を支配できるほどの究極の力を手に入れるだろう」と。
孤児のエイミーとダンは、祖母の遺言を信じ、39の手がかりを探すレースに参加する。
しかし、このレースには強力なライバルたちがいた。立ちはだかる謎と裏切り、そして謀略。
そんな中ふたりは、18世紀の科学者ベンジャミン・フランクリンが手がかりに関係することを突きとめ、ボストンからフィラデルフィア、そしてパリへと飛んだ――。
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