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デュボアザン夫妻による名作、“ごきげんなライオンシリーズ”が帰ってきました。 どうぶつえんにすむ、ごきげんなライオンくんがサーカスのフラボー団長に盗まれてしまいました。 でも、ライオンくんはこっそり抜け出して……。 ユーモラスな語り口といきいきとしたライオンくんの姿が魅力です。
「ごきげんなライオン アフリカでびっくり」のタイトルとライオンくんの横目に惹かれて図書館から借りてきました。
折角自分の故郷のアフリカに帰れたので喜んでいるのかと思ったら、すっかり動物園での生活に慣れてしまったライオンくんは、自分の力では生きていけなくなっていました。それがなんとも気の毒になってしまいます。野生のままなら自活できたんだと思いますが、人間の都合ですっかり動物園に慣れてしまったので、最後にはライオンくんの希望通りになってよかったのだと思いました。 (押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
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