山里にひとりですむおばあさんは、ある夜、不思議な男の子になつかしい絵本を読んであげました。それから男の子は、毎夜やってくるようになり、不思議に思ったおばあさんは…。
むかし話でもよくみかけるような、王道的ストーリーですが、こういうお話は心がほっこりとして好きです。
おばあさんは昔こどもに読んであげた絵本をちゃんと大事にしまっておいたんですね。
最後、縁側に絵本を並べた場面では、娘と「あっ、これ『おしいれのぼうけん』じゃない?」「こっちは『わたしのワンピース』だよね」と盛り上がりました。
絵本好きなお子さんとは、そういう探しっこができる点でも楽しめると思います。 (ミモザさん 40代・ママ 女の子5歳)
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