昔からカギ穴って何かに似ているなぁ…と思っていて、
ある時ふと、「ああ、人の形に似ているんだ!」と、お話の出発点はそこでした。
でも、ふつうのカギ穴じゃ面白くないな、そうだ、主人公をネコにしてネコの形のカギ穴がいい、
主人公の名前はふう太だ!ネコのふう太がカギ穴に吸い込まれて旅に出る・・・
でも、いったいどこへ?
そこから私はお話の迷路にはまって右往左往、周りの方からたくさんのヒントを頂いて
やっと、ふう太の旅先に行き着くことが出来ました。
私がふう太と一緒に出た旅は、ちょっとドキドキしてゾクゾクしてワク
ワクするものでした。
この絵本を手に取って下さる方も、そんな風に楽しんでいただければ、
そんな絵本になっていれば、と願います。
こばやしゆかこ
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