人生と向きあいはじめた子どもたちにおくる絵本。
主人公のぼくの目の前に広がる深い森。
思い切って森に入っていったぼくには、そのはるか向こうに「あおい木」があるように見えた。
どんどん進んでいくと、「あおい木」は大きく広がった。それは木ではなく空だったのだ。
幾羽もの鳥が飛んでいる。あんなふうに空を飛べたら…。気がつくと、ぼくも鳥になっていた。
少年が森で体験した幻想的なできごとを通して、さまざまな困難に出会っても、それに立ち向かう勇気や希望、
友情や知恵があればきっと克服できるというメッセージが伝わってくる作品です。
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