病気で入院しているおばあちゃんを、なんとか助けたいまことくんは、 あばあちゃんがいつも手を合わせている観音様を持って、たった一人で病院へやってきます。 「どうか おばあちゃんを たすけてください」。まことくんは、必死に祈りますが……。
表紙のお互いを見つめあう顔がとても素敵だったので、図書館から借りてきました。まことくんは、病気で入院しているおばあちゃんを助けようと必死で考えて、おばあちゃんが大切にしている仏像
ならきっとおばちゃんを助けてくれると思って、仏像を持ち出しました。この仏像ならきっとおばあちゃんを守ってくれるはずだと思ったのですが、おばちゃんは、まことくんの届けてくれた仏像を抱きしめ、微笑みながら旅立っていきました。死は、悲しいですが、避けては、通れないです。まことくんの思いは、あばあちゃんに通じています。まことくんとおばあちゃんの関係は、素敵ですね。 (押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
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