
ある夏の日の午後。 ありが見つけたのは、まっ赤に熟したすいか。これはうまいぞ、巣に運ぼう! でもね・・・。 小さな小さなありにとって、すいかはとてつもなく大きいのです。 たとえそれが輪切りになったとしていても、びくともしません。 そこで、大勢の仲間を呼び出して、 「よーいしょ! こーらしょ!」 それでも動かないすいか。 そこでありたちが考えついた方法とは・・・?
もしも、自分がこんなに大きなすいかを見つけたら、どんなことになるんだろう。 甘くて美味しい、水分たっぷりのすいか。 食べきれないほどのすいか。 色鮮やかに描かれたその壮大な景色を見ていると、思わず夢を見てしまいます。 そして、なんだか絵本の中のありと一緒に満腹な気持ちになれるのです。
美しく壮大なスケール感で独自の世界を描き続けるたむらしげるさんの、原点とも言えるこの作品。日常の小さな世界の中で、もしかしたらこんな出来事が実際に繰り広げられているかもしれないと思うと、ワクワクしてきますよね。 暑い日が続く夏休み。可愛らしいありたちと一緒に清涼感を味わいましょう。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)

ある夏の午後、すいかを見つけたありたちは、巣に運ぼうとしてみんなで力を合わせて押しますが、びくともしません。そこで - - - 。

ありはすごいな〜 みんなで協力しおおきなスイカを食べたり 巣の中に運んだり すばらしいな〜
みんなでそれぞれに 仕事を分担しているのは 私たち人間よりすばらしいと思いました
このすいか もともとは、人間の親子たちが置いていったのかな?
それを、ありたちが見つけたのです。4匹のありから 仲間を呼んできて、そこからの ありたちの協力関係には感動します!
言い争ったり けんかもないのです すごい! 人間なら お互いに協力するときに 言い争いがおこりそうですから・・・・
今日テレビで ハキリアリのすばらしさに感動したところだったのです
お互いに 触覚で会話したり 音を出して伝達したり なんと見事なハキリアリたちのすばらしさ!
この絵本のありたちも ハキリアリとよく似ていて しかもみんなで協力して オチもいいですね
みんなで楽しく生きているのが 羨ましくなります!
大きな 赤いスイカおいしそうで 目に焼き付いて、心のなかに残りました! (にぎりすしさん 60代・その他の方 )
|