図書館で見つけました。
表紙絵がカラーなんですよ。
中をパラパラ、やっぱりカラー。
初版は?と見ると、1980年。
この作品ができて、まもなくデュボアザンサンさんが、亡くなられたそうです。
よって、この作品が“ごきげんなライオン”シリーズ最終作品なのだそうです。
さて、お話は、ごきげんなライオンさんが前足を折ってしまい動物病院へ。
一人取り残された奥さんは、淋しくて。
なのに、動物園の見物人もめっきり減って、ライオンさんの存在の大きさに改めて気づきます。
そして、あのオスライオンのたてがみの威力にも。
このあと、夫の留守中たくさんの友達の協力でたてがみを編んでもらい、オスライオンになりすます奥さん。
草や花で作られた始めのたてがみは、なかなか綺麗でいた。
たてがみがあるんだけれど、やっぱり私にはメスライオンに見えてしまって(笑)。
話題と見物人を集める奥さんですが、夫の退院で、・・・。
夫唱婦随のライオンさん夫婦は、最後の作品まで素敵でした。
デュボアザンサンさんご夫妻の“夫婦のあり方”もきっと素晴らしかったことと思います。 (アダム&デヴさん 50代・ママ 男の子12歳)
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