
黒い雲の上に住んでいるかみなりは、雨を降らせるだけでなく、時々家や高い木に飛び降りては、ものを壊したり、おへそを取ったりして人間を困らせていました。ある日五重塔のてっぺんに槍を括り付け、かみなりを捉えます。もう人間を困らせないことを約束させますが…。 ストーリーテイングの名手・渡辺茂男さんの日本を舞台にした昔話的なお話に、昔話絵本の第一人者、赤羽末吉さんが絵をつけた傑作。縦長の本の形を生かした高さの迫力をお楽しみください。

初めて読んだ昔話だったのですが、
やっぱり、昔話っていいなって、うならせてくれる
絵本でした。
しかも渡辺茂男さんと赤羽末吉さんのコンビ!!
てっぱんですね!
赤羽末吉さんの描いた「おおきなおおきなおいも」の
大ファンで、小さな時から大好きな本だったので、
赤羽さんの絵にまたふれることができて、
嬉しかった1冊です。 (スケボウさん 40代・ママ 女の子14歳)
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