ダックスフントのプレッツェルは、ドッグショウで優勝し、得意満面。ところがかわいい犬のグレタは見向きもしてくれません。さあ、プレッツェルの愉快なプロポーズ作戦がはじまります。
ダックスフントって胴が長ければ長いほどカッコイイんですね。
(人間だったら 胴よりも足が長いほうがかっこいいって言われてるけど 笑。)
お話の始まりは 世界一胴が長いダックスフントのプレッツェルが
どんなにかっこいいかってことが描かれていたので
こんな感想を持ちながら読み始めました。
でも途中から出てきたグレタ(プレッツェルが思いを寄せる女の子)は
同じダックスフントなのに
カッコイイはずのプレッツェルにはまったく感心が無いみたいで
「どうながはきらいなの」って とてもはっきりと言います。
ちょっといけないかもしれないけど
おしゃまな幼稚園の女の子あたりからは 共感が得られそうな展開です(笑)
人間の感覚にグッと近いグレタの登場で
この辺りからすーっとお話の中に入っていけそうです。
最後は 熱心なプレッツェルにグレタの頑なな心もほどけハッピーエンドに。
犬も人も見た目じゃない…肝心なのは
どれだけの愛がハートに詰まっているかですよ☆ってメッセージを
受け取ったような気持ちになりました。
幼稚園位の子どもから十分楽しめるかわいいラブストーリー絵本だと思います。 (西の魔女さん 30代・ママ 女の子15歳、男の子11歳)
|