クリスマスの前日、孤児のヒルダは、家の人たちに少しでも暖まってもらおうと、炉にくべるまつかさを取りに森に出かけました。するともみの木のそばに小さなおじいさんが現われ、雨のようにまつかさを降らせてくれました。かごいっぱい持って家に帰ると、なんとそれは銀のまつかさになっていました。ボヘミア地方に伝わる、心温まる民話です。(「こどものとも」21号)
私が子供時代に持っていた絵本です。
ヒルダはお父さんもお母さんもいなくて大家族と一緒に住むようになります。
このパターンだと皆にいじめられて最後は主人公だけ幸せになるストーリーが多いですが、
このお話ではヒルダは皆に優しくされ、
そしてヒルダも皆にクリスマスの贈り物をしてあげようと考えます。
絵の雰囲気・ストーリーのあたたかな感じは昭和の絵本という感じで、
今の子供たちにも是非読んであげて欲しいです。
心があたたまる良本だと思います。 (うーたんごちんさん 30代・ママ 女の子7歳、男の子2歳)
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