あるひ、ジョーがめをさますと、ベットのそばににひきのこぐまがいました。幼い男の子の空想の世界をおさえた筆致で描いた絵本。
ぼくに見えるぼくだけのお友だち。
それは二匹の魔法のこぐまなんです。こぐまたちと一緒なら、木にも登れちゃうし、そんなことできないだろうということもできるのです。
この絵本、眺めているだけよりも、声に出してみた方が断然良さがわかります。
眠る前の一冊としてもお勧めです。
読み聞かせの所要時間は4分35秒でした。親子で読むなら、絵をじっくり見るので、もっと時間をかけてもいいなあと思います。
所々、コマ割りになった絵のところがあるので、集団での読み聞かせに向かない本として、手にとられないのならもったいないと思います。
お母さんやお父さんの優しい声で語ってあげてほしいなと思える本です。
図書館では閉架だったのがもったいない。
子どもって、時として空想を作り上げて架空のお友だちと遊ぶようなことができますね。私も子どもの頃にこんな風にして遊んでいたのかも。
子どもが静かに遊んでいる時があったら、時には話しかけないで、そのままそっとしておいてやりたいなと思いました。 (はなびやさん 40代・ママ 男の子9歳)
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