春風の子ども、とぷうが仲間の春風の子どもたちと町に出かけると、人々は「やあ、春風だ。あたたかくなるぞ」とにこにこしてくれます。とぷうたちは幼稚園の子どもたちについて動物園にやってきました。動物たちはみんな気持ちよさそうに居眠りを始めます。ところが、先にきてライオンのまわりで遊んでいた風の子たちとの間で、けんかが始まり大騒ぎ。穏やかな春の日よりは、つむじ風舞う荒天に一変です。そのときライオンが……。春の息吹が気持ちよい絵本です。(「こどものとも」156号)
春風の「とぷう」が、風の子どもらしく遊び、
その土地に春をもたらすストーリー。
その様子が実に子どもらしく、
でも、風の子らしくてほほえましいのです。
ケンカしたらつむじ風になって、とぷうの
頭につむじができるというのもまたおもしろい。
ひねりがあって、でも奇をてらわない
とても心が落ち着く絵本です。
これから春を迎える時期になりますが、
小学校の読み聞かせなどにも活躍すると思います!
絵もとってもかわいいです。
買ってよかった! (はっしゅぱぴーさん 30代・ママ )
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