シンプルな3段階に開いていくしかけで、てんとう虫が、鳩が、気球が、ロケットが! みーんな飛んでいきますよ。 作者のいしかわこうじさんは暖かみのある色彩とくっきりした線で子どもにアピールする名手。両の手のひらの上で小さな絵本を3段階に開いていけば、どのページも「なるほど!」と納得してしまう、飛ぶものの不思議と魅力にあふれています。 わが家の5歳は「おさかな、横にとぶの?」「ロケット、まっすぐとぶんだね」「あー、いつかロケットに乗ってみたいなあ」とつぶやきながら熱心に見つめていました。 飛んでいくものたちの動きを目で追うときの、わくわくさせられる気持ち。それは幼いときから大人になるまで永遠のものかもしれません。 3段階に開いていくしかけ絵本シリーズは、造本装幀コンクール日本書籍出版協会理事長賞を受賞した『たまごのえほん』にはじまり『はなのさくえほん』『みんなとぶよ!』が出版されています。3冊見比べて家族で楽しんでくださいね。
(大和田佳世 絵本ナビライター)
ページをめくると…テントウムシ、ハト、気球がつぎつぎに飛び立って…。身近なところから、壮大な宇宙まで、子どもが持っている「飛びたい!」情熱にこたえる絵本。縦横無尽に広がっていくページにびっくり!!
大好評シリーズいしかわこうじのしかけ絵本の第3弾!「とんでみたい!」という子どもの好奇心にこたえます。
これはおもしろい。
見開き絵本だと普通は1枚だけど
もう一枚めくれる。
しかも上にめくれたり横にめくれたり。
しかけ絵本が好きな子にはかなりオススメ。
図書館でみつけた絵本ですが
すぐ購入しました。 (ジョージ大好きさん 30代・ママ 男の子2歳)
|