終戦翌年の南国土佐絵日記。
おてんばちいちゃんは、あたたかい愛情に包まれた愉快な毎日を、「夏休み絵日記」に綴りました。
本書は、終戦の翌年(1946年)に南国土佐の小学6年生の少女がつけた、夏休みの絵日記です。
少女の日常が、楽しい絵と文章で、のびのびとおおらかに、ありのままに描かれ、
日々の暮らしの楽しさや、あたたかな家族の愛情が、ひしひしと伝わってきます。
今も昔も変わらない、子どもたちの豊かな心に気づかされます。
日本中がまだ貧しく復興をめざしていた時代の、子どもの目線によるリアルな記録としても意義のある一冊。
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