すぐそこに来ているはずなのに、なかなか訪れない春。 街は灰色、人々も同じ様に暗くてしずんだ気持ちに……そんな時。
「ねえ、どうして春を待ってなきゃいけないの? 待ってなんかいないでさ、ぼくたちでまちを春にしようよ」
男の子の素敵なアイディアと人々の素晴らしい行動力で、あっという間に街が輝きはじめた! こんな風に、何かのきっかけをはじまりに、世界は少しずつ変わっていくものなのかもしれません。絵本の中を駆け巡る躍動感と明るさは、読んでいる私達の心にも喜びと力を与えてくれますよね。
「はるがきた!」
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
『どろんこハリー』の著者コンビ未翻訳の絵本。なかなか訪れない春にしびれを切らした人々が考えた、あっと驚くこととは? 春の訪れの嬉しさと暖かさ、力がわいてくるさまを描く絵本
「春を待ってなくてもいいじゃないか」
なるほど素晴らしいアイディアですね。
春になっても良い季節なのに、なかなか訪れない春を
街中の人たちが春の景色で街中を満たしてしまうなんて
とても素敵です。まるで春を迎えにいっているようです。
気持ちが暗くなっていた時にこの絵本を読みました
心にまで春を連れてきてもらった気がして
春の空の様にさわやかな気持ちになりました。
本物の春が来たのは嬉しいけれど、皆で描いた春も
素敵だったのに。。。とちょっともったいなかったねと
思いました。 (かわゆいゆいさん 40代・ママ 女の子6歳)
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