子ぶたのプーは、毎日騒がしい妹や弟たちにうんざり。落ち着いて朝ごはんを食べることもできません。そんなある日、プーは森で見つけたほら穴に自分だけの隠れ家を作ります。一人だと広々して落ち着くけど、やっぱり夜はこわいし寂しいし、なんだかお腹も空いてきた……。そんなとき、仲良しのキキちゃんにだけ教えた「ひみつのノック」が! ドアを開けてみると……。
<ここがポイント>
・揺れ動く子どもの心に共感できます
・リズムが心地いい文体、ユニークな擬音語
・子ぶたの兄弟のキャラクターに注目です
<編集者コメント>
はじめて「一人部屋がほしい」と思ったときのこと、覚えていますか? 弟や妹のことは大好きだけど、お兄ちゃんだってたまには一人になりたい! そんな自我が芽生えはじめた年頃の男の子が、自分だけの隠れ家を作るお話です。詩人・作詞家でもある武鹿さんの、耳に心地いい文章は、ぜひ声に出して読んでみてください。また、ミヤハラさんが描く愛らしい子ぶたたちの表情にも注目です!
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