あしたの天気がわかったら、とってもいいですね。空を見あげてごらん。雲の形や動き、夕焼けや生き物の様子を観察するとわかるんだよ。幼い子どもにもできる天気予報の本です。
4、5歳の子供の特徴の1つが、日常の会話の中に「なぜ?」、「どうして?」という言葉が増えてくること。 この時期の子供達には、自分の身の回りの謎に興味が、終わりなく沸き上がってきます。
5歳の我が娘も、目についたもの、手に触れたものの謎を、端から解いていきたい、なんとも知りたがりな時期の真っ只中。そんな時期なので、この絵本には、最初から目が離せない状態でした。不幸にも、この本を寝る前に読んだせいで、「雲なんて見えないじゃない」と、思い切りブーイング。 でも、夜空を見る事でも、明日の天気が分かると言うページになったら、なんとか機嫌をなおしてくれました。
また、この絵本を読む様になってから、毎日空を見ては、どんな天気になるのかとか、飛行機が何台飛んでいるとか、渡り鳥が南に向かって飛んでいくとか、色んなことを観察する様になりました。
ちなみに我が子は、アメリカで生まれ育った、バイリンガル。5歳にもなると、生活を主体としているアメリカの言葉、英語が非常に強くなりますが、この絵本は、普段の私と娘の日本語日常会話では、なかなか使われない言葉を多くカバーしてくれていて、日本語の語彙を増やす意味でも、非常に役立っております。 (エミリアーナさん 30代・ママ 女の子6歳)
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