いわゆる「たこ型宇宙人」が堂々と立っていて、「あるひ こねこね」という不思議なタイトルがあり、舞台はどこかの星らしく。一体これから何が起きるのでしょう?表紙のこの組み合わせをみるだけでドキドキさせてくれるのは、さすがの高畠那生作品!展開が予想できません(笑)。
“あるほしに うちゅうじんが ぞろぞろぞろぞろ やってきて・・・” お話は意外にさり気なく始まります。おもむろに何かをこねだす宇宙人たち。 “こねこねこねこね こねこねこねこね・・・ねこ”。 え、まさか? “ぬいぬいぬいぬい・・・”“まくまくまくまく・・・” 時には大掛かりに、時にはとてもあっさりと、宇宙人たちが次々と動物たちを生み出していきます。 そして最後に・・・。 うん、こういうこともあるかもしれない。 深いような、深くないような。あぁ、おもしろい。 この絶妙な世界観に、子どもたちはしっかりはまってくれるはず!ずっこけながら、楽しんでください。 私の脳ミソも、こねこねしたら何か生まれてきてくれるかな、なんて。
長く絶版になっていた作品ですが、装丁・判型が変わり、復刊版として嬉しい再登場です!
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
ある日、ある星に宇宙人がやってきて、作りはじめたのは…。こねこねこねて…ねこ!ぬいぬい縫って…いぬ!さかさま言葉遊びでいろいろな動物ができあがります。最後におどろきの結末が!!
ユニークな発想の絵本だなおもいました。
ことば遊びの要素もあり、クイズの要素もあり、
次のページをのぞくのが楽しみでした。
宇宙人もマンガなどに出てくるのとかたちも
ちがっていてワクワクしました。
次にはどこの星に行くのだろうな?
また、きてくれるたのしいなと。 (ゆうちょさんさん 60代・じいじ・ばあば )
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