ある日、マイク(アメリカの男の子)に、大きな森のかしのきじいさんから招待状が届きます。手紙には「こんどの晴れた日に世界中のお友だちとおいしいものを食べよう。大きな森の入り口に集合じゃ。」と書かれていました。
ミア(韓国の女の子)にも ジョシュ(スペインの男の子)にも、マイ(日本の女の子)にも、マヤ(エチオピアの女の子)にも招待状がきました。
パーティーの日、好きな食べ物を持ち寄り集ってみると、マヤだけが何も持ってこられなかったことがわかり……。
後半は、彼らが問題をどう認識し、解決するかが描かれます。かしのきじいさんのキャラクターが彼らを導く役割を果たしています。
地球人はいよいよ70億人に。でも、10億人が飢餓に苦しんでいます。
地球はひとつの食堂と考えるTABLE FOR TWOとの出会いによって生まれた 内田恭子、はじめての絵本!
※TABLE FOR TWO(テーブル フォー ツー)は、先進国の子どもたちと開発途上国の子どもたちが、時間と空間をこえて食事を分かち合うというコンセプトで2007年に設立されたNPO法人です。この絵本1冊の売り上げから20円がTABLE FOR TWOに寄付され、食に恵まれない地域の子どもたちに、学校給食1食がプレゼントされます。
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