年齢別よみきかせに絵本シリーズ。 3、4歳むけの春の巻は「おむすびころりん」です。おまけの1話は「にんじんごぼうだいこん」。
山へでかけたおじいさん。お昼に食べようとしたおむすびを、うっかり落としてしまいます。するとおむすびが落ちた穴から、ふしぎな音が聞こえてきました。楽しそうな音色を聞いたおじいさんはおどりだし、穴に落ちてしまいます。穴でおじいさんをむかえてくれたのは、かわいいねずみたちでした。ねずみたちと、おじいさんのかけあいも楽しい昔話です。
娘が4歳の時に保育園に演劇発表会で演じたのが「おむすびころりん」でした。
その時も、私と妻とでビミョーに覚えてる話の内容が違いましたもので、図書館等でいろいろ調べてみたのですが、なぜかこれといった本には出合えずじまい...。
結局、大筋はかわらないものの、それ以来、「せっかくの日本昔話なのに、もっとキチンとした、読んでいてなるほど、そうだよね〜って思えるシリーズがないのかな?」と、ずっと心の隅に引っかかっていたんですね。
今回、真珠まりこさんが絵を担当されるとの噂を聞きつけて以来、楽しみにしておりましたが、ホント、どんぴしゃ!な、おじいさんとおばあさん。おとぎばなしの世界に一瞬で引き込まれてしまいましたね。
ああ、この本が二年前に出ていたらなあ。と思いつつ、娘と一緒になって、演じた頃を思い出しながら読ませていただきました。
幼児向け?かも知れませんが、これからも節目、節目で思い出して読み続けたいと思います。
何歳になっても、大事なお話だと思いますので。 (堺谷幸弘さん 40代・パパ 女の子6歳)
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