仲良し3人組、わんぱくだんのシリーズ。3人は、クリスマスにくみの部屋でツリーの飾りつけ。そこで始まったのは口ゲンカ。
「サンタなんかいるわけないもん!」 「いるよ。」 「絶対いるもん。」
するとどこからか声が……。
「サンタクロースはちゃんといますよ。」
驚く3人の前にひょっこり現れたのは赤い服を着た一匹の猫。助手であるというその猫は、サンタの国へ連れて行ってくれると言うのです。そこで3人が見たサンタは……あれれ、何だか小さい?
サンタクロースを信じる子、信じない子。色々な子がいるのは当然ですね。こんな口ゲンカも昔から変わらずよくある光景なのかも。そこはわんぱくだん。実際にサンタクロースに会ってサンタを信じるとはどういう事なのか体験してきてしまいます。読んでいると、サンタさんがいると信じた方が楽しそうな事は間違いない、と思わせてくれます。ところで、サンタさんはどうして小さくなっていたのでしょうね。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
わんぱくだんシリーズ。不思議な猫に誘われて、サンタの国へ行ったわんぱくだんの前に現れたのは本物のサンタクロース!元気のないサンタクロースを励ました3人は…。
息子が大好きな「わんぱくだん」シリーズです。図書館でもすべて貸し出し中で、予約しました。くみとひろしとけんの3人は、ツリーを飾っています。ひろしだけはサンタクロースを信じていない様子。そこへサンタの助手というニャンタが現れます。
サンタさんへの子どもたちの手紙も出てくるので、このところ毎日サンタさんにお手紙を書いている息子にとっては、タイムリーなお話でした。
サンタクロースの配達も手伝ってしまう3人。わんぱくだんシリーズは、3人が子どもたちがしたいと思っていてもできないことを代表してやってくれるのが、子どもに受けているみたいです。
今回のお話では、クリスマスの舞台裏が見られて息子も満足したようです。息子は全作品読みたいと言っています。
(はなびやさん 40代・ママ 男の子6歳)
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