学校ってどんなところだろう?
色んな部屋がたくさんあるみたいだけど、一体何に使っているのかな?
小さな幼稚園や保育園を卒業したばかりの子どもたちにとって、
確かに小学校はとてつもなく大きいですよね。
歩いているだけで、色んな音が聞こえてきたり、ひんやりしていたり、いいにおいがしたり・・・。
音楽室や理科室、給食室や保健室も!探検するのには持ってこいの所でもあるんです。
この本では、耳を澄ませてみたり、実際に部屋の中のものに触ってみたり、そこにいる先生や先輩たちに質問したり、更にはなぞなぞやだじゃれを言ってみたり。
五感をフルに活用させながら、学校のあらゆるものを発見していくのです。
だじゃれ大好きだいきくん、質問得意なきくこちゃん、そしてみんなと仲良しみなみちゃんが、
それぞれの教室の雰囲気や役割を感覚的に細かく伝えてくれます。読んでいるだけでもたくさんの気づきがあるはずですね。
石津さんの作るユニークななぞなぞやだじゃれ、ママダさんののびのびと自由で可愛らしい絵。
おかげで学校と言っても緊張感とは縁遠く、とてもリラックスして楽しめる内容になっています。
さぁ、好奇心がむくむくわいてきました。
学校に行った時に、思わず「あっ!」って言っちゃうような面白いものを見つけてみよう!
明日が楽しみになってきちゃったかな。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
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