いくつで親になろうが、みんな最初は素人ですし、「子育てに自信がない」のがふつうなのです。
未熟なまま、子どもを生んで、それから、子どもと一緒に、成長していくのです。 (本文より)
子どもが生まれて、様々な育児書を読む機会が増えました。メディアで見かける専門家の話にもつい耳を傾けてしまいます。
でもどんなに熱心に本を読み、アドバイスどおりに子どもと接してみても、やっぱりイライラしてしまう、怒ってしまう、あたってしまう、そしてそんな自分に落ち込んでしまう。・・・こんな事の繰り返し、子育てはどうしたって親の思い通りにはならないもの。
そんな毎日の中で、もしも少し立ち止まる余裕があったらこの本を手にとってみてください。
発売5年で100万部を突破したベストセラー「子育てハッピーアドバイス」1〜3巻に掲載されている子育てのポイントの中から凝縮された“100のエッセンス”は、忙しい毎日つい大切なことを忘れがちな私たち親に、ふっと子育ての初心を思い出させてくれます。
この本が他の育児書と違うところ・・・それは著者・明橋大二さんが悩める親に送ってくれる「そのままのあなた(ママ・パパ)でいいんだよ」というメッセージ。
どうしてでしょうか、本を通して「いつもがんばっているね」と声をかけてもらえるだけで、すっと気持ちが楽になる。そしてまた、愛情を持って自然にあるがままの子どもを受け入れることができるのです。
今朝、つまらない出来事でつい子どもを怒ってしまいました。そして、ちょっと自己嫌悪。
部屋の片隅にあったこの本をパラパラとめくりながら、思います。
大丈夫、子どもが帰ってきたらとびきりの笑顔で、ギュッとしてあげよう。
(竹原雅子 まなびナビ編集部)
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