絵本「しごとば」(ブロンズ新社)シリーズで不動の人気を確立し、「ぼくのトイレ」(PHP研究所)で2012年の第17回日本絵本賞読者賞を受賞、今や大人気作家の仲間入りを果たした鈴木のりたけ氏の書き下ろし絵本です。
仲良し三人組で結成された「おしりおしり隊」。ぼくたちのねらいはズバリ、「おしりのことをもっとシリたい!」。おとなが「おしりに火がついた」って言ってたけど、火なんか全然ついてない。どういうこと?おしりはどうして、ぷりっとふくらんでるの?そもそもおしりは、どこからどこまで?等々…。
こどもたちの永遠のキラーコンテンツ、「おしり」。最初は興味本位で、読み進めていく内に、ちょっと勉強になり、そしてだんだん、おしりの偉大さがわかってくる内容になっています。親子で読み進めていけば、「おしりがつく言葉、ほかに知ってる?」「人の進化とおしりって、関係があるんだね」など、親子のコミュニケーションも期待できます。
のりたけ氏得意のユーモア、遊び心もところどころにちりばめ、子ども達を飽きさせません。親子で楽しく読んで、読めばちょっと物知りになれる、そんな絵本の登場です。
(編集部からのおすすめ情報)
小さい子どもって「おしり」って言葉が好きだと思いませんか?「おしり」を使ったギャグでも言おうものなら、我が家では大ウケ間違いなしです。でも、大の大人たるもの、くだらないだじゃれでこどもたちの人気取りをしてるだけではいけません。おしりはいかに大事か、どのように進化してきたか、少しはまじめなお話しをしないと、なめられてしまいます。え?そんな話をしたらすぐに子ども達が飽きてしまうって?そんな方に、この絵本をお薦めします。
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