サッカーはボールひとつあればどこでもできます。でも、試合を多くの人が観戦するなら、そのための競技場「サッカースタジアム」が必要です。サッカースタジアムの運営には選手以外の多くの人たちが関わっています。選手側からではなく、観客側からの目線でサッカースタジアムを描くことで、サッカーのひと味違う魅力を伝えます。
娘は「スタジアム」にまだ行ったことがないので、読んでいて
とても新鮮だったようです。広いスタジアムでは試合を行う選手の
他にもたくさんの人がそれぞれの部署で働いています。試合が終われば
片づけなければならないたくさんの道具がありますが、それぞれの「部署」
が決まっているため、システマティックに、手際よく、美しく片づけられて
いきます。読んでいてすっきりしました。
サッカー好きの子どもだったらきっともっともっと興味をもって
楽しく読むことができると思います。もしかしたら「選手でなくとも
こういう場で働く人になりたいなあ」と思う子もいるのでは
ないかなあ。 (ぽこさんママさん 40代・ママ 女の子5歳)
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