現在、絵本に関心をもつ人が増え、絵本に関する本も次々に出版されている。
しかし、絵本研究の方法に関する本はいまのところ出されていない。また物語やテキストそのものの分析はなされているが、イラストの研究はあまりなされていないのが現状である。
本書は、絵本を総合的な視点からとらえた本邦初の入門書である。絵本を基本から学びたい人、絵本の愛好家、必携の書。
[ここがポイント]
◎図版を豊富に掲載し、楽しみながら学べるようレイアウトを工夫
◎側注スペースには用語解説やクロスレファレンスなどを入れ、理解をより深めることができる
◎読者の関心をひくコラムを適宜配している
◎巻末資料では絵本に役立つ情報を多数収録
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