なぞなぞナゾナゾフッフッフー
「あしがいっぽん、めがみっつ、いつもピカピカ、これなんだ?」
うーん、あれかな?わかったわかった。
「じゃあ、あしが6ぽん、てが2ほん、あたまがふたつ、これなんだ?」
えーっと、え?え?・・・わかんないよ!
さらに、さらに。
「あしが4ほん・・・」
わー、あたまが爆発しそう!!
簡単な“なぞなぞの絵本”かと油断していたら、この男の子たち!
そう素直にはいかないのです。
「ずるいよー」なんて意見はへいっちゃら。
出されたら出しかえす!ふたりの問題と答えはどんどんエスカレート。
暴走っぷりも絶好調なのです。
絵本を読んでいる子どもたちからも
「えーーーー!!」
っていう声が聞こえてきそうですが、表情を見ればきっとみんな笑っているはず。
そうそう、こんなやりとりって子ども達なら誰でも共感できるんですよね。
これは、家でも、読み聞かせでも盛り上がること間違いなしです。
「そんじょそこらの、なぞなぞ絵本じゃないぜ!」
という言葉通り、絵も展開もなぞなぞもダイナミック。
エンターテインメントに徹した武田美穂さんの作品は本当に楽しくて大好き。4問目の答えの絵なんて最高です。
ナゾナゾなぞなぞフッフッフー
最後の答えは、とーっても子どもらしくてキュンときますよ。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
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