犬のカンタは、どこにいても暖かく体を包んでくれるお日さまを、自分だけの友だちと思っていました。ところがある日、カンタが散歩をしていると、猫とうさぎも「お日さまは俺の友だち」「ちがうよ、私の友だち」と言います。次の日は曇り空、お日さまは見えません。3匹は、お日さまを探すことにしました。地面の穴や木の上など探していくと……。
お日様はいつも自分について来る。
どこに行こうと、どんなに早く走ってみてもおひさまはいつも自分の行く方向へついてくるような気がする。
大人の私だって不思議に思うことが時々あるんだから。
水の中に移るおひさまを一生懸命捕まえようとするところも
かわいらしくてほのぼのする。
こんなことに子どもは夢中になる。
おひさまがついてくるようなきがしたり、水に映るものを捕まえたいけど捕まえられないことを「当たり前」と片付けてしまわずにいっしょに不思議だね〜なぜだろうね〜と
話ができる大人でいたいなと思う。 (ねーねーさん 30代・ママ 女の子11歳、女の子10歳)
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