山姥とその娘まゆの愉快で不思議な日々。天狗、河童、雪女に化け狐……大きな鬼からなもない小さな生き物まで、山住まいの仲間たちが豊かな自然の中で生き生きと活躍します。
「やまんば山のモッコたち」は、時にわくわくして、時にとてもおもしろいお話だと思いました。
私が1番おもしろいと思ったお話は、「ガタロ沼の水曜日」です。
このお話では、まゆのお母さんのやまんばと、カッパのヒムカ女王がおすもうをとります。
どっちが勝ったかと思いますか?
やまんばが勝ちました!
私はまゆもすごいと思います。
だって、まるは、ヒムカ女王いがいのカッパをぜんぶほうりなげてしまったからです。
かっぱの中に、七千坊というカッパがいます。
七千坊は強いカッパです。でも、まゆは一しゅんのうちに、七千坊をほおりなげてしまいました。
ほかにも、わくわくするお話があります。
まゆのたんじょう会をするお話です。
まゆのたんじょう会には、やまんば山のどうぶつたちがぜんいん来ます。だから、おりょうりを作る大なべやかまどが13こもいりました。
やまんばの作るおりょうりは、どれもとてもおいしそうです。
私が食べてみたいなあ、と思ったのは、ヤマナシのジャムと、クルミのはちみつに、かやくごはん、クリームスープ、ヤマモモのさとうづけ、木いちごのジャム、あげコロもち、やまんばじる、やまんばもちです。
まゆとけいたは、ケーキをやくようにと、やまんばに言われました。
けれど、まゆがケーキの作り方をまちがえて、とんでもなく大きなおばけケーキができてしまいました。
まゆとけいたは、アイスクリームを作るのをわすれていました。
そこで、雪女をよびに行きました。雪女は、アイスクリームをいっしゅんでこおらせてしまいました。
雪女のこおらせたアイスクリームは、ひんやりつめたくて、きらきら光っていて、とろーりしていて、とてもおいしそうで、私はおなかがぺこぺこになりました。
その後、みんなでごちそうをいっぱい食べます。
おいしいといいですね。 (天使のケーキちゃんさん 10代以下・その他の方 )
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